大阪・関西万博でスマートフォン時代に再認識された「紙」の価値とUXの重要性
大阪・関西万博で浮き彫りになったデジタルの限界
大阪・関西万博では、スマートフォンを活用した案内アプリが複数展開されましたが、来場者からは不満の声が多く上がっています。
地図や決済などの機能が分散し、操作に迷う場面も多く、特に高齢層やデジタルに不慣れな方々には負担が大きかったようです。
通信インフラの限界がUXに影響
さらに問題となったのが、回線インフラのキャパシティです。
万博という大規模イベントでは、一時的に数万人以上が同時にネットにアクセスするため、通信速度の低下や接続不能といった状況が発生しました。
アプリ自体のUXがあまり良くなく、通信環境という外的要因によっても体験は大きく左右されるという現実が露呈しました。
シンプルで迷いのない「紙」の価値。地図が有料で200円長蛇の列
そのような中、再評価されたのが紙の地図です。
有料で200円にもかかわらず、会場では紙地図を求める行列ができるほどの人気になりました。
手に取ってすぐに使え、検索の手間もなく、電源や通信の心配も不要。
「誰でもすぐに使える」「ストレスなく情報にアクセスできる」という、紙ならでは強みが多くの人に再認識されました。
WEBと紙を媒体使い分ける重要性
CS-VISIONではWEBと印刷物の両方を製作するができます。
WEBと紙媒体はそれぞれいい部分があります。
WEBの利便性は無駄な紙を出さないことや、頻繁にサイトの情報を更新する場合には、リアルタイムに反映できる情報の更新速度が挙げられます。
紙の場合はスマートフォン等が無くても閲覧できることや、地図であれば大きく広げて見ることができます。ご高齢者には紙の方が扱い易いと言えるでしょう。
今回の大阪万博の話ではWEBのUXと接続速度が遅くならないサーバーの重要性を感じ、
必要によってWEBと紙媒体どちらで情報を伝えるか、さらに上手使い分けることが必要だと改めて感じました。
CS-VISIONではこれからも、お客様のニーズに合わせた最適なデザインや製作物を提供できるよう努めてまいります。
ホームページ制作や印刷物をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。